今朝のデボーションはローマの信徒達への手紙9章27節~33節です。
神様はイスラエルの民に律法を与えられ、律法を守れない事を通して、如何に人類が罪深いかを示されました。(参照 ガラテヤ3章19節)そして、イスラエルの民は、言動を通して、律法を全うし、義を得る事に尽くしましたが、上手く行きませんでした。一方で、その事を理解していて、信仰により義を得たイスラエルの民も居ましたが、相対的には少数な、レムナントでした。アブラハム、モーセ、ヨシュア、ダビデ等でした。彼等はイスラエルの民の子孫も残しました。信仰により、国々を治め、正義を行い、御約束された祝福を受け取り、攻撃を抑え込み、弱さに於いて強くなりました。(参照 へブル11章)イスラエルの民は、神様に選ばれた民としてのプライドがあったのでしょうか。異邦人は選ばれた民では無かったので、そのようなプライドが無く、信仰により、義を得ました。このプライドを知らしめるために、イスラエルの民に律法を示す必要があったのでしょう。
私達がブレイクスルーを体験するためには、考え方を換える事が大切です。バプテストのヨハネは、キリストが洗礼を受け、荒野での40日間の試練を通過した後、ミニストリーを開始する前に、悔い改めるように命じました。(参照 マタイ3章2節)この箇所を見ても解る通り、悔い改め、つまり、考え方を換え、ブレイクスルーを体験出来るのです。考え方を変えて、キリストの恵みを受け取る事が出来るのです。キリストさえも、ミニストリーを開始する前に、聖霊様に荒野へ導かれ、悪魔に考え方を攻撃されました。最も大切なポイントの最終的な準備と理解して宜しいでしょう。
考え方を変えるという事は、信仰により歩むという事です。義なる者は信仰により歩むのです。(参照 ハバクク2章4節)律法の時代のハバクク書にもこのように記載されています。そして、信仰を通してのみ、私達は安らぎを体験出来るのです。(参照 へブル4章3節)安らぎは、私達人類が、最も希うものではないでしょうか。
神様の豊かな祝福がありますように!
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