今朝のデボーションは使徒行伝24章22節~27節です。
フェリックスはパウロを監禁し、千卒長リシアスが来たら裁判を再開すると話しましたが、二年間はその旨に関する記載はありません。約束したことを守らない悪習慣は、この世の中では蔓延していて、信徒達はこのような状況の中でも、「・・・へびのように賢く、はとのように素直・・・」(マタイ10章16節 口語訳)であるように仰せられています。
このような状況の中でも、忍耐を以て接する事も大切です。(参照 ヤコブ1章4節)
パウロはこの時にもフェリックスと妻に福音を語り、機会を最大限に活かし続けます。フェリックスはその時には恐れをおぼえて、心を頑なにしました。福音を伝える信徒達は、このような未信徒達の反応には驚く事は無いでしょう。人類は皆、罪を犯し、キリスト無くしては、神様の栄光に到達する事は出来ないのです。(参照 ローマ3章23節) 批判的になるのではなく、忍耐を以て接する事が大切です。
パウロには、監禁中も、彼のパートナーからであると思われますが、生活の必要が満たされ続け、フェリックスはパウロからお金を得ようともしていました。パウロは厳しい状況下でも経済的にも豊かでした。パウロは、新約聖書で、与える事を通して、満ち溢れるほどに受け取る事が出来る知恵を何度も教えています。この恵みをパウロ自身も体験していたのです。(参照 エペソ4章28節、第二コリント9章8節)
世の中の基準から見れば、厳しい、暗闇の中に置かれているかもしれません。しかし、そのような状況の中でも、神様は私達を豊かに用いられます。神様の御計画を止める事は出来ないのです。如何なる状況下でも、神様の御働きに励み、福音を伝え続け、与え続け、満ち溢れる恵みを体験し続けましょう。
神様の豊かな祝福がありますように!
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